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今月下旬に記録的寒波が襲来しそうです。寒さが厳しいと海洋散骨にご不安をお持ちの方もいらっしゃるかと存じますが、弊社船舶の2階席はエンクロージャーで覆われており、風をよけて暖かい陽射しを取り入れることが出来、船内は暖房完備で寒さ対策を施しております。

2023年の新年を迎えました。昨年は180件を超えるチャーター散骨のご依頼を承りました。弊社では相模湾全域（平塚・茅ヶ崎・江ノ島・葉山・真鶴・三崎）・東京湾（保田・館山）及び伊豆大島の海域での海洋散骨を承っております

港を出港する時は予報通り雨も止みましたが、沖合に航行すると再び雨雲が突然に現れて雨が降り出してしまい・・・セレモニーの終わりに散骨海域を周回し汽笛でお別れする時に急に虹が現れ、海上は一時無風に。そして、雨がピタッと止み幻想的な景観を見せてくれました。

ご両親の海洋散骨後に帰港する際、お母様がイルカが大好きだったというお話を伺った直後、奇跡的に2頭のイルカが現れました！　間違いなくお母様がイルカと共にご家族に会いに来られたとしか思えません。ご家族はもちろん、私達も、とっても感動したエピソードでした。　

海洋散骨でご乗船いただく船舶には、国土交通省内航不定期航路事業の届出が必要です。無許可の船舶やレンタルボートにご乗船されて万一事故などが発生した場合は、補償がされませんので十分な注意が必要です。ご予約の際には、事前に船舶運航会社又は、仲介する事業者にご確認ください。

晩秋から寒いイメージがどうしても先行しがちですが、冬の海は水温も安定し、湘南海域の波も比較的穏やかで透明度も高く、一年中で最も視界が良く、綺麗な富士山や江の島、遠くは館山〜伊豆大島などを望める日が多くなります。

昨日はメモリアル（法要）クルーズで出航しました。故人様を決して忘れることなく、こうしてご家族皆様でお集まりいただき、散骨された海域でお花を手向けられるお姿には、ご家族の深い想いを感じます。きっと故人様も「また来てくれたね！」と、お喜びだったと思います。

私自身もスタッフも、これから秋まで入っている出航スケジュールを問題なくこなすためにも、船体メンテナンスのみならず、我々自身のメンテナンス、即ち免疫力をできる限り高めることに今は焦点を置いています。

お客様がご乗船の最中に万一大きな地震が発生してしまった場合、源の深さが比較的浅い場合は速やかにできるだけ深い海域に航行速度を上げて移動するなど、速やかに対応いたします。緊急時の飲料水や食料は一定量確保しており、また船内設備もご利用いただけますのでご安心ください。

弊社が所有する船舶BIG TAKⅡは、国土交通省内航不定期航路届け出済み船舶で、安全上以下の運航基準を定めており、各数値のいずれかが基準値に達した場合は、船長判断にて運航を見合わせます。風速：12m以上　波高：1.2ｍ以上　視程1000以下