海洋散骨で気になるのは、やはり天候と船酔いですね。
船はその他の乗り物とは異なり、海況や風向きなどの影響を大きく受けて独特の揺れになる事があります。
弊社の船舶は外洋でも航行できる、安定感のあるフィッシャーマンタイプのクルーザーですので、比較的揺れは抑えられますが、以下のポイントにご注意いただければ更に快適な海洋散骨を行っていただけます。
快適な海洋散骨を行うためのポイント
1. 散骨前日の十分な睡眠時間
ご乗船の前日はできる限り十分な睡眠時間をお取りください。寝不足で疲れを残してご乗船されると船酔いしやすい傾向がございますので、事前の体調管理をお願いいたします。
2. 前日の深酒にはご注意ください
適度なお酒であれば問題ないかと思われますが、ご乗船いただいたお客様の中には、前日に深酒をされていたケースもかなりお見受けしますので、ご乗船前日に限っては、ほろ酔い程度にお願いいたします。
3. 空腹は避けましょう
船酔いしたくないから食事を取らずに乗船しよう・・・は必ずしも船酔い防止になりません。食べすぎの満腹状態もよくありませんが、腹八分目で胃に負担がかかりにくく消化に良いものが良いとされます。また、オレンジやグレープフルーツジュースなどの柑橘系や炭酸水も胃酸の分泌を促しやすく、牛乳などの乳製品も胃の中で胃酸と反応しやすいので注意が必要です。
4. 酔い止め薬
やはり酔い止め薬を飲むことが精神的にも一番安心で効果があるかもしれません。
薬の種類にもよりますが、ポイントは服用するタイミングです。薬の注意書には、『30分前に服用』と書いてありますが、ご乗船の1時間以上前か、できればご自宅を出る前に服用されると効果抜群です。よくご乗船間際に服用される方もいらっしゃいますが、効きは遥かに悪い傾向があります。
5. 船内での過ごし方
凪日和であれば船内は冷暖房完備でキャビンはソファ席やテーブルもあり、快適にお過ごしいただけますが、揺れがある場合は2階の展望デッキ(フライブリッジ)がおすすめです。エンクロージャーで覆われている為、眺望が360度開けており風通しが良いので船酔いの心配もあまりありません。
もし万が一気分が悪くなってしまった場合は船首、又は船尾のデッキに出て遠くの水平線を見ながら深呼吸しましょう。