燃料価格高騰による対応
ニューヨーク・マーカンタイル(NYMEX)で取引されているWTI原油先物価格は、しばらく60ドル後半から70ドル台で推移していましたが、ここに来て再び1バレル(one barrel =158.987リットル)80ドルの壁を超えてきました。
自給自足率が極めて低い日本は、日銀の金融緩和等による円安によって生活必需品をはじめ、様々な物価が只今急上昇中です。
また、少しだけ抑えられていたガソリン価格についても6月から国の補助金が段階的に縮小され、9月末をもって終了予定のため、今後は地政学リスク動向や日銀の継続的金融緩和とそれに伴う為替リスク如何によっては更に価格が急騰するリスクが徐々に高まっております。
弊社船舶BIG TAKⅡの海洋散骨チャーター料金の値上げは、現在見合わせながら今後の社会状況を注視しておりますが、一方、船舶メンテナンスコストや燃料費の負担等が大きく増えていることから、少しでも燃費軽減や海水温上昇による船舶負担を軽減するため、本年8月~9月中の運航に於いては、通常よりやや航行時間及び速度を抑えての運航を実施する場合がございますので、お客様の引き続きのご協力とご理解の程、よろしくお願い致します。