東京湾にもクジラとトド現る
先日、大阪の淀川河口に迷い込んだ淀ちゃん(マッコウクジラ、体長約15㍍・体重40㌧)は、残念ながら亡くなってしまいましたが、今度は東京湾でザトウクジラとトドが発見された様です。
東京湾や大阪湾でクジラが現れるのは稀なので、立て続けにこんなニュースが続くのは単なる偶然なのでしょうか。
通常クジラは、家族単位の群れでいることが多いので、今回は群れから外れてしまったのかもしれませんね。
一方トドも、本来は樺太周辺の海にいて、10月の終わり頃にエサを求めて北海道に南下し、巨大な群れを作ると言われていますが、今回東京湾に迷い込んだトドも群れからはぐれてしまい、東京湾に辿り着いた様です。
専門家によると、トドは元気な時は海に潜って捕食して過ごすので、上陸してじっとしているのはちょっと心配ですね…。
クジラもトドも、なんとか家族の元に戻れることを願っています。
さて、相模湾や外洋では時折、弊社船舶(BIG TAKⅡ)も様々なクジラに遭遇することがありますが、近くで遭遇した場合はクジラを刺激せず、速度を落として航行します。
又通常の航行時にも、万一のクジラとの遭遇に注意するために、魚群探知機にて水面から30㍍くらいの比較的浅い水深をモニターしながら航行しております。
※弊社船舶がマッコウクジラに遭遇した時の写真