昨年の小笠原海底火山からの軽石はその後。。。。
今年に入ってオミクロン株を始め国内も様々なニュースが多く、昨年の小笠原海底火山から遥か彼方の相模湾にも漂流した軽石の話はすっかり影を潜めてしまいましたが、先週地元茅ヶ崎と真鶴へ散骨の為出航の際には、未だに漂流する軽石が所々で確認できました。
軽石は帯状に漂流している場合が多く、どうしても航行の際に通過しなければならないこともあり、弊社船舶も軽石を冷却水取り込み口から吸い込まないよう細心の注意をしておりますが、引き続き運航に支障がないよう、点検を適切に行っております。
ところで、1月15日に発生した日本から8000キロも離れたトンガ海底火山大爆発は南半球…当初は津波も心配ないとの発表から一転、気圧の急激な変化で潮位上昇が起き、異例の津波が発生、遠く離れた北半球の日本の沿岸部にも到達し、一部船舶に被害が出ました。
この火山は今後も継続して噴火することも十分あり得ることから、日本でも今後の気候変動や津波、場合によっては時間をかけて軽石の漂着も視野に入れて準備しておく必要はあるかもしれません。
自然の壮大な力を改めて認識させられるとともに、今後も冷静沈着に対応できるよう可能な限りの準備をしておきたいと思います。